[パウエル]と[ヘインズ]が台湾で合体??Part2 - フルート(超)練習法!吹き方・音楽理論・情報など・・・

[パウエル]と[ヘインズ]が台湾で合体??Part2

[パウエル]と[ヘインズ]が台湾で合体??Part2ということで、今回はその核心の部分の話をしていくことにします。

核心の部分というのは企業秘密??の部分です。

Part1では[パウエル]パウエルと[ソナーレ]の話はしましたが[ヘインズ]についての話はしませんでした。

それは[ヘインズ]の話も一緒にすると話がややこしくなりすぎると思ったからです。

では今回は[ヘインズ]のお話から始めることにします。


[ヘインズ]のフルートはオールドの製造番号30000台のものが有名です。それはあの(故)ランパル氏が生涯愛したのが「ヘインズ」のフルート だからです。

でも最近の[ヘインズ]はこれがヘインズか?というくらい違います。よく言えばメカニズムの作りがモダンになり、とても制度が良くなったことでしょう。

悪く言えば、「ヤマハ」のフルートのようになったということです。

[ヘインズ]のオールドフルート総銀製をリオはたまたまた吹く機会がありました。それがクローズドフルートだったということも大きいと思いますが、とても暖かくて深みのある音がしました。

ただ楽器が古いせいかキーがかなりガタついていて、リオのヤマハと比べると音のレスポンスやキレ味、音程などという基本性能がぜんぜん駄目だなあと思いました。

味わいはあるけどいわゆる古臭い感じの音なので、リオはあまり好きになれませんでした。

でもああいう古風な音が好きな人にとっては、凄く価値のある楽器だろうなとも思いました。

だってリオのヤマハじゃ絶対にあんな、ふわ〜とした感じの音は出せませんからね。



ただし最近の[ヘインズ]の音はぜんぜん違って来ています。

このまま[ヘインズ]の話を続けると、またメインのお話が出来なくなってしまうので、[ヘインズ]についての感想はこれくらいにしておきます。

Part1では[パウエル]の量産品は[ソナーレ]だというお話をしました。

ところが、[ヘインズ]が最近[パウエル]と同じことをやっていることが判ったのです。

ただし[ヘインズ]は[パウエル]のように別ブランドを作っていません。

ブランド名は[ヘインズ]のままで、[ソナーレ]と同じ価格帯のモデルを発売するようになりました。

面白いのは、価格帯が同じというだけでなく、楽器の製造コンセプトまでが全く同じなのです。

つまり、頭部管の部分は[ヘインズ]のハンドメード使用、それ以外は全て量産の台湾製ということです。

そして、最近リオはその二つのフルートを同時に吹き比べてみることが出来る機会があったのです。

そこで発見したことは、[ソナーレ]と[ヘインズ]頭部管以外はそっくりだということです。

似ているというレベルではありません。全く見分けがつかないほどそっくりです。

それは見た目だけではなく、キータッチなどの、触った感じもそっくりなのです。

あまりそっくりなので、もしかすると[ソナーレ]の頭部管と[ヘインズ]の頭部管入れ替えられるんじゃないかと思って試してみました。

その結果、どちらがどちらか忘れましたが、頭部管を接続する部分の口径サイズが微妙に違っていて片方は差し込むことが出来ませんでした。

両方の本体に差し込める方の頭部管で[ソナーレ]と[ヘインズ]を持ち替えて吹いたところ、全く同じ感覚でした。

そこで判ったことは、この[ソナーレ]と[ヘインズ]、台湾で作られている部分は全く同じものだ!!
というのが結論です。

更にその事を証明するのは、[ソナーレ]と[ヘインズ]のオリジナルケースも全く同じです。違うのはロゴマークだけです。

これはどう考えても、同じ工場で作られているとしか思えません。

台湾で、これほど精度の高い量産フルートを作れるメーカはというと、リオとしては[ジュピター]以外には考えられません。

なので、[ジュピター]のカタログと比べてみました。

キーやカーブのデザインとかは[ジュピター]は微妙にちがうので、ジュピターの主管や足部管をそのまま使っているわけではないようです。

でも台湾に[ジュピター]以外にあれだけクオリティーの高い製品が作れる量産製造ラインを持っている会社があるのだろうか? ヤッパリ「ジュピター」が一番あやしいようにリオは思っています。

もし[ジュピター]でなかったとしても、[ソナーレ]と[ヘインズ量産モデル]が台湾で作られていることは間違いないことです。

これから台湾のメーカー日本のフルートメーカーにとって相当な脅威となってくるだろうなと思いました。


[ソナーレ]は華やかで上品な女性的な音
[ヘインズ]は芯があり、かしこまった感じの男性的な音

質的にはどちらも甲乙付けがたいですが、
リオはソナーレの音の方が気に入りました。

[ヤマハ]と[ソナーレ]?? 

同じ値段なら[ソナーレ]買います。



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この記事へのコメント
あ…。
なんだかセンチメンタルジャーニー(懐)な気分になりました〜。

とっても、ありがとうございます ですぅ〜♪
Posted by りぃ子 at 2008年07月15日 09:45
はじめまして
sonareで検索してお邪魔しました

本日、sonareのフルートを買ったばかりです
初めて聞いた名前だったので懐疑的でしたが、お店の人も「絶対損はさせません!」と
自信を持ってオススメしていました
頭部管が「パウエル」のモノだったのと、いろいろ吹き比べしてみた結果、
購入に至りました
いっぱい吹き込んで私なりのフルートに育てたいと思います^^
Posted by おさる at 2008年08月15日 17:48
おさるさんコメントありがとう!

リオです。

sonareのフルート買ったんですね。
お店の人が「絶対損はさせません!」といったそうですが、ほんとにそう思います。

あの値段で、パウエルのハンドメードフルートを吹いてる気分にさせてくれますからね。

それに、ある意味じゃ総銀製のフルートより綺麗な音が出せますしね。

でも数年後にはパウエルの総銀製を購入することを目指して練習されてはどうでしょう。

総銀製のフルート買うなら中古品がオススメです。

他の記事でも書きましたが、全タンポ交換修理すれば新品となんら変わりは無いです。(気分以外は)

ケースだけ新品を買えば、ほとんど新品買った気分になれます。

新品買っても1年たてば調整に出さなければいけない中古品になりますからね・・・。

Posted by リオ at 2008年08月22日 20:43
リオです。

記事中で書かなかった裏話です。

実験的にsonareの頭部管をリオのYAMAHAの総銀製の本体に差し込んでみました。

かなりきつかったのですが、無理やり半分ほど押し込んで吹いてみました。

sonareの本体のときより芯があって深みがあるとてもいい音がしました。

このままsonareの頭部管キープしたい気分になりましたが、きつくて全部刺さらないので諦めました。

そして、その後で、sonareの本体に頭部管を戻したらゆるゆるになっていました。お店の人は気付いて無いようで文句は言われてません・・・やれやれ。

あのフルート買った人、頭部管のジョイントがちょっとゆるいのはリオのせいです。

気になったら、お店の人に文句言って調整してもらって下さい・・・・ごめんなさい。


Posted by リオ at 2008年08月22日 21:20
たまたま、御茶ノ水のK店に娘のサックスのリードを買いに行ったときのことです。
これからフルートを始めるというお嬢さんと御両親が楽器を買いに入ってきました。
そのお嬢さんはまだやっと音が出る程度で楽器の善し悪しを判断できる力量でないことがすぐに分かりました。
私はフルートを**年やってきており、ソナーレのコンセプトと吹奏感の良さは知っていましたので、「僭越ですが吹き比べて差し上げましょうか?」と申し上げました。
意識して差を付けずに吹いてあげたところ、やはりソナーレの滑らかさは感じ取られました。
ただ、音楽に馴染みのない方にも超メジャーなYAMAHAのブランドがどうしても気になるようで親御様しばし足踏み状態!
「私は店の回し者ではありませんが、フルートは音質が第一です。この価格帯で考えるなら世界のフルートをリードしてきたパウエルが普及版としてつくりあげたソナーレを選択します」と申し上げたらようやく落ち着いたようでソナーレをお求めになりました。
あのお嬢さん、今頃どこまで上達されたかなぁ?


Posted by LALA at 2012年03月31日 01:02
デル XPS 13 が国内発表を迎えました。今年
Posted by トリーバーチ 財布 at 2012年07月30日 22:50

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