Nina先生のフルートレッスン -3 - フルート(超)練習法!吹き方・音楽理論・情報など・・・

Nina先生のフルートレッスン -3


ニーナ・パーローブのフルートのフルートレッスン ビブラート (解説編)

第3回目はこのビデオの解説をします。

まずは下のビデオを見て下さい。




このビデオはビブラートのやり方について説明しています。
ビブラートはフルート初心者から中級者くらいまでの人にとっては、とても難しいテクニックの一つだと思います。

ビブラートが何故難しいかというと、練習の仕方が良く分からないからです。
何故練習の仕方が分からないかというと、ビブラートの付け方にはいろんなやり方があるからです。
楽器によって全く異なった方法でビブラートを作ります。


同じ吹奏楽器でも、トランペットは右手を揺すって付ける人が多いですし、
トロンボーンはスライドを動かして付けたりもします。
サックスは下顎を動かして付ける人もいますし、そうでない人もいます。

ではフルートの場合はどうかというと、これも人そでぞれ違います。
超一流のフルーティストの間でも意見が分かれるところだと思います。


例えば、ジェームス・ゴールウェイ先生のビデオレッスンでは、基本的なやりかたというものはあるかもしれないけど、では実際自分がどこで、どんな風にやってるのかと突き詰めて聞かれると、お腹なのか、胸なのか、喉なのか、正直言って良く分からないんです、と言って笑って終わっています。


ビブラートのやり方に関しては、やっぱりこれが正直な答えだと僕も思います。
同じ人でも、いろんな楽器を演奏する人はいろんなビブラートの方法が身につきます。
僕も、いろんな楽器を演奏するので、いろんなビブラートのやり方が出来ます。
結論は結果が良ければ全て良しの世界だと思います。


とは言っても、初心者の人はなんとかビブラートの付け方を練習しないといけないし、変な全く間違ったやり方の練習だけは避けたいわけですよね。

このビデオで教えているV先生の方法は、フルートでの正当なやりかたの一つだと思うので、これからビブラートの付け方を練習しようという人は、このやり方を真似てやれば全く問題ないと思います。

ということを知った上で、このあとの続きのビデオの解説を読んで下さい。



私はブラッドリー・ガーナーと言う先生から、ビブラートの付け方を教わりました。

そして、ブラッドリー・ガーナー先生はジュリアス・ベーカーと言う先生にビブラートの付け方を教わりました。

ジュリアス・ベーカー先生はニューヨークフィルハーモニー交響楽団で長い間主席フルーティストを勤めていたフルーティストです。

そして、ジュリアス・ベーカー先生はウイリアム・キンケードと言う先生から、ビブラートの技法を教わったのです。

このように、私がこれから皆さんに紹介するビブラートの付け方の練習法は長い歴史を持っていて、発達して来たものなのです。


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それでは実際にやってみます。

最初は、ハ長調Cメージャーの中間音域で、4分の4拍子で、トリプルの3連音符でやって見ます。

まづ上から下に下がって行きます。

そして、それから今度は上に上がって行きます。

テンポは1分間に60のとてもゆっくりしたスピードです。


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実際にやってみせる

こんな感じで続けてやっていきます。



注:ここからの説明が重要です。


私が良いと信じているビブラートの付け方は、のどを使って行う方法です。

お腹や大角膜を使うのではありません。

実際そのように教えている先生もいます。

しかし、何故その方法がいけないかというと、お腹を使ってビブラートをつけようとすると
どうしても、下手なオペラ歌手のように、あぁ〜、あぁ〜、あぁ〜・・・
というような大きなうねりのあるビブラートになってしまい、
スムースなビブラートを付けるのが難しくなるのです。

ちょっとやって見ますね

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こんな感じです。

イントネーションが強くなりすぎています。

だから私は、喉から口の上辺りまでを使って行うのです。



そして、その練習が十分出来るようになってきたら、少しづつスピードを上げていきます。

やってみますね。

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こんな感じです。

もしテンポ120でスムースに楽に出来るようになった人は、すでにそれより遅いスピードでは
どんなテンポでもできる様になっている筈です。


ただし、注意してほしいことは、テンポ120で出来る様になった人は、全ての曲でテンポ120でやればいいと言うものでは無いということです。

重要なのは、それぞれの曲の持っているイメージに最も相応しいスピードでビブラートをつけてやる必要があると言うことなのです。



そしてパフォーマーは完全にビブラートをコントロールできるということが最も重要だということです。

しかし、どんな曲においても、120以上のスピードでビブラートをつけるのは良くないと思っています。



次に、ビブラートの練習は何故3分音符でするのかということなのですが、何故16部音符でやらないのかと言うとです。

それは、16部音符でやると、その中の4音符ごとの頭にアクセントが付き易くなってしまうからです。

3分音符でやるとそうならずに、滑らかなビブラートを付ける練習がしやすくなるという分けなのです。


それでは、お家に帰って自分で練習した成果をYouTubeにアップロードしてみんなとシェアして下さい・・・・・。



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この記事へのコメント
日本のフルーティストはみんなお腹を使って16分音符で練習させますから、これは新鮮な考えでした。ありがとうございます。
Posted by y at 2011年03月27日 22:04

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