新しいフルート買いました!Part 3
2011年04月12日 09:52
| フルートに関する情報と雑談
新しいフルート買いましたエピソード2の続きです。
今回はマンハッタンにある次のフルート販売店でのお話です。
このお店も、実はマンハッタンに来る前に事前に調べて尋ねる予定にしていたお店です。
最初のお店でお話したスーザンさんが教えてくれたプリマサンキョーのフルートを売っているお店と言うのは、僕がインターネットで探し回ってやっと見つけたお店と同じでした。
スーザンさんのお話で、どうしてマンハッタンのお店の中でサンキョーのフルートを売っているお店が1件しか見つからなかったのか、納得できました。
マンハッタンに一軒だけある、そのサンキョーフルートの特約店は「Flute Center of New York」と言う名前のお店です。
そのお店はあの有名なジュリアード音楽院のあるリンカンセンターのすぐ近くの古い雑居ビルの中にあります。
最高級のフルートを取り扱う楽器店としては最高のロケーションにあると思います。
目印はビル一階にあるスターバックスの上ということですが、すぐ上と言うわけではなく9階くらいのところにあります。何階だったか正確には覚えていません。
とにかく、そのビルは普通のオフィスビルなので、楽器屋さんらしきお店を探して通りを歩いていていたのでは、絶対に見つけることは出来ません。
ビルの中に入って、入り口にある大きな社名リストを探してエレベーターに乗って到着します。
楽器屋さんがあるフロアーに着いても楽器屋さんらしい看板とかは全くありません。
ホテルのように、同じ形のドアが廊下にずらっと並んでいるだけです。
部屋番号を見ながら目的の番号のドアの前に立つと小さな文字で「Flute Center of New York」と書いてある小さなサインがドアの部屋番号の下に貼ってあるだけです。
もし訪問予約を取って来ていなかったら、閉まっているドアを開けるのも躊躇してしまいます。
知らないもの入るべからず、といった雰囲気のお店です。
最初の、いかにも楽器屋さんという感じのお店とは、全く対照的なビジネスコンセプトのお店だなと感じました。
恐る恐るドアを開けると、幸い中は明るく奥に入っていくと頭がかなり禿げ上がっていて、黒縁のメガネをかけた、おじさんがいました。
ハローと挨拶すると、そのおじさんが私になんていう名前だと聞くので○○だというと、ああ○○さんね、お待ちしていました。と言って中に通されました。
奥に入ると受付のようなところに小さなガラスのショーケースがあって、その中にフルートが数本飾ってありましたが、それ以外は小さなオフィスと言う感じでした。
そのガラスのショーケースの後ろに、もう一人おじさんが座っていてフルートの修理をしていました。
修理道具も、楽器の修理やさんで見かける大きな機械のよな物は何もなく、ちょっと広めの机の上にドライバーやニッパーといったようなどこででも見かけるような小さな道具が少しあるだけでした。
引き出しを開けると、特殊な道具も多分あるのだろうと思います・・。
黒縁メガネのおじさんに、どんなフルートを探しているんだと聞かれたので、基本的には総銀製のプロフェッショナルモデルで、値段的には1万ドル前後、特にサンキョーのフルートが吹いてみたいと言ったら、オーケーそれじゃー奥の部屋で待っててほしいと言って、奥の試奏室に通されました。
奥の試奏室に入ると、骨董品的ないかにも手作りというようなフルートが何本か飾ってありました。
それから壁のラックには値札が付いた中古のヘッドジョイントが数十本ずらっと並べられていました。
ヘッドジョイントだけで4000ドルとか5000ドルとかという値段が付いているものばかりです。
しばらく部屋の中を眺めていると、さっきの黒縁メガネのおじさんがフルートケースを手に一杯抱えて入ってきました。
これサンキョーのフルートといわれて、初めて吹くサンキョーのフルートにドキドキしました。
これはミヤザワ、これはヘインズ、これは村松、それからこれはパウエル、それからこれは○○メーカー・・・、などとあまり聞いたことのないメーカーのものなどが、10本くらいソファーの上にズラッとケースごと並べられました。
それから1っ本づつ組み立てて、壁に設置されているフルートスタンドにずらっと立てて並べられました。
ヤマハのフルートがないのに気付いたので聞くと、うちはヤマハは取り扱ってないのだということでした。
ヤマハの音が嫌いだからなのかどうか、理由を聞こうと思いながら聞きそびれたので、理由はわかりません。
今まで吹いているヤマハのフルートと取り替えたいのが目的なので問題はなかったのですが、そうと知っていれば自分のヤマハのフルート持って来るのだったのにと思いました。
これほどまとめて、高級フルートを吹くのは初めてだったので、ワクワクしながら30分くらい吹き比べていると、また5〜6本別のフルートを持ってあのおじさんが入ってきました。
これは、希望のものとは少し違うけどオススメのやつだということでした。
パウエルの中古の総銀製では、今そのお店にある一番高級品ということでした。中古で1万4千ドルだそうです。それからもう一つパウエルの9kの金と銀を張り合わせて作っているオーラマイトという素材のフルート、それから木製のフルート、などでした。
それから、また1時間以上かけて、どれが一番気に入ったフルートか少しずつ絞っていきました。
その過程と結果のお話は次回にします。
お楽しみに。
今回はマンハッタンにある次のフルート販売店でのお話です。
このお店も、実はマンハッタンに来る前に事前に調べて尋ねる予定にしていたお店です。
最初のお店でお話したスーザンさんが教えてくれたプリマサンキョーのフルートを売っているお店と言うのは、僕がインターネットで探し回ってやっと見つけたお店と同じでした。
スーザンさんのお話で、どうしてマンハッタンのお店の中でサンキョーのフルートを売っているお店が1件しか見つからなかったのか、納得できました。
マンハッタンに一軒だけある、そのサンキョーフルートの特約店は「Flute Center of New York」と言う名前のお店です。
そのお店はあの有名なジュリアード音楽院のあるリンカンセンターのすぐ近くの古い雑居ビルの中にあります。
最高級のフルートを取り扱う楽器店としては最高のロケーションにあると思います。
目印はビル一階にあるスターバックスの上ということですが、すぐ上と言うわけではなく9階くらいのところにあります。何階だったか正確には覚えていません。
とにかく、そのビルは普通のオフィスビルなので、楽器屋さんらしきお店を探して通りを歩いていていたのでは、絶対に見つけることは出来ません。
ビルの中に入って、入り口にある大きな社名リストを探してエレベーターに乗って到着します。
楽器屋さんがあるフロアーに着いても楽器屋さんらしい看板とかは全くありません。
ホテルのように、同じ形のドアが廊下にずらっと並んでいるだけです。
部屋番号を見ながら目的の番号のドアの前に立つと小さな文字で「Flute Center of New York」と書いてある小さなサインがドアの部屋番号の下に貼ってあるだけです。
もし訪問予約を取って来ていなかったら、閉まっているドアを開けるのも躊躇してしまいます。
知らないもの入るべからず、といった雰囲気のお店です。
最初の、いかにも楽器屋さんという感じのお店とは、全く対照的なビジネスコンセプトのお店だなと感じました。
恐る恐るドアを開けると、幸い中は明るく奥に入っていくと頭がかなり禿げ上がっていて、黒縁のメガネをかけた、おじさんがいました。
ハローと挨拶すると、そのおじさんが私になんていう名前だと聞くので○○だというと、ああ○○さんね、お待ちしていました。と言って中に通されました。
奥に入ると受付のようなところに小さなガラスのショーケースがあって、その中にフルートが数本飾ってありましたが、それ以外は小さなオフィスと言う感じでした。
そのガラスのショーケースの後ろに、もう一人おじさんが座っていてフルートの修理をしていました。
修理道具も、楽器の修理やさんで見かける大きな機械のよな物は何もなく、ちょっと広めの机の上にドライバーやニッパーといったようなどこででも見かけるような小さな道具が少しあるだけでした。
引き出しを開けると、特殊な道具も多分あるのだろうと思います・・。
黒縁メガネのおじさんに、どんなフルートを探しているんだと聞かれたので、基本的には総銀製のプロフェッショナルモデルで、値段的には1万ドル前後、特にサンキョーのフルートが吹いてみたいと言ったら、オーケーそれじゃー奥の部屋で待っててほしいと言って、奥の試奏室に通されました。
奥の試奏室に入ると、骨董品的ないかにも手作りというようなフルートが何本か飾ってありました。
それから壁のラックには値札が付いた中古のヘッドジョイントが数十本ずらっと並べられていました。
ヘッドジョイントだけで4000ドルとか5000ドルとかという値段が付いているものばかりです。
しばらく部屋の中を眺めていると、さっきの黒縁メガネのおじさんがフルートケースを手に一杯抱えて入ってきました。
これサンキョーのフルートといわれて、初めて吹くサンキョーのフルートにドキドキしました。
これはミヤザワ、これはヘインズ、これは村松、それからこれはパウエル、それからこれは○○メーカー・・・、などとあまり聞いたことのないメーカーのものなどが、10本くらいソファーの上にズラッとケースごと並べられました。
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