音のラベリングとは?
あなたは音のラベリングという言葉を
聞いたことがありますか?
以前このブログのどこかで書いたと思うのですが、
アメリカやイギリスなどの英語圏では楽譜は
ドレミファ・・・とは読まないのです。
サウンドミュージックの映画のように歌うことはあります。
楽譜を読む時はCDEF・・・と読みます。
そして、重要なポイントはC=ドでは無いということです。
日本人の多くの人はC=ドだと思っている人が多いようです。
僕もアメリカに来るまではそう思っていました。
実は、Cがドとイコールになるのは、Cメージャー(ハ長調)の時だけです。
Cメージャーを日本語で(ハ長調)と呼ばないで、(ド長調)と呼べば、
C メージャーの C は ド だということが良くわかるのにと思いませんか?
とにかく、それ以外の時には、Cはレになったり、ミになったり、それ以外のものに変身します。
つまり、ドレミに#や♭を付けて、全ての調をドレミファ・・・と読むのは日本独特の楽譜の読み方
なのだと言うことです。
日本で楽譜をドレミファ・・・と読むようになった原点がどこにあるのか僕は知らないのですが、
イタリヤやフランスなどでは、楽譜をドレミファ・・・と日本と同じように読むので
おそらく、昔イタリヤやフランスでオペラなどを習った人が、日本にドレミファ・・・で楽譜を
読むことを持ち込んだのだと思います。
日本で楽譜を読むのが難しいのは、英語、ドイツ語、フランス語、イタリヤ語、古い日本語などの
読み方が、ゴチャゴチャに混ざり合っていて統一されていないのが一番の原因でしょう。
昔の音楽家たちがいろんな国で音楽を勉強して、西洋音楽を持ち帰って
音大などで自分流で音楽を教えたのが原因だと思います。
もう一つの楽譜の読み方として、 移動ド読みという手法があります。
これは英語式に近いのですが、英語圏では上で書いたたように、
楽譜を読むときにはドレミファ・・・と発音しません。
普通の義務教育の音楽の時間では習わないはずです。
僕が考えるのに、楽譜を読むときに子供のときからドレミファ・・・
と読むことに慣れた日本人にとって、英語圏式にCDEF・・・
と読み替えるのはとても難しいト思います。
この方法をマスターすると12のキー(調)を瞬時に変調して楽器を
演奏することが出来るようになります。
僕はまだ全部は出来ませんが、練習中です。
ジャズやポップスのジャムセッションでアドリブをするのに
とても便利です。
これが、今回のブログのタイトルに使ったの「音のラベリング」
という手法なのです。
ということになってしまうと思うので、音のラベリングについて
詳しく専門的に説明しているサイトを紹介することにします。
そのほうが、僕がここでぐちゃぐちゃ説明するより
解かりやすいと思うからです。
こちらのサイトです。
>>菊地康正の音感トレーニングメソッド紹介ページ
どうでしたか?
初めて「移動ド」や「音のラベリング」について知った人は
ちょっとショックを受けたのではないでしょうか?
とね・・・!!!
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