どうすれば響きのある音を出すことができますか? - フルート(超)練習法!吹き方・音楽理論・情報など・・・

どうすれば響きのある音を出すことができますか?

リオです。

今回はコメント欄に「さくら」さんという方から質問をいただきました。

質問の内容は

「 はじめまして。
私は吹奏楽部で、顧問の先生に「音が響いてない」と言われ、悩んでいます。
どうすれば響きのある音を出すことができますか? 」


です。

この質問に、コメント欄で短く答えるには少し難しなと思ったのと、
多くの人が同じ悩みを持っている質問だなと思ったので
回答を記事としてこちらに書くことにしました。

では行きます。



結論を先に書くと、このブログのカテゴリーの「フルートの吹き方」の記事を
最初から順番に最後まで読めば解かります!!

と言うことになります。

でもそれでは、ここで改めて記事にする意味がないので
ここでは、さくらさんからのご質問にもう少しフォーカスした
僕なりの考え方をお話ししようと思います。


まず最初に考えないといけないのは、
響きのある音というのはどういう音なのか
と言うことを明確に知ることが必要ですね。

次に、響きのある音が出ている時の
フルートと人間の体との関係がどういう状態の
ときなのか???

ということをまず、科学的に考える必要があります。

少し自分で考えてみて下さい。

 ・
 ・
 
 
 ・ 

何か思いつきましたか?

残念ながら僕には超能力は無いので
あなたが今考えたことを知ることは出来ません。

なので、僕の考えをこれから一方的に書きますね。



響きのある音が出ると言うのは単純に物理的な現象です。

学校の理科の時間で二つの共鳴箱を使って音叉が共鳴する
実験をしたと思います。

フルートと人間の体の関係はちょうどあの二つの共鳴箱
のような関係にあると考えると理解しやすいと思います。

フルートと演奏者の体が同じ周波数で共鳴したときに
フルートの音が最も響いて聞こえるときだと言うことは
納得できると思います。

ただし誤解して欲しくないのは、これはあくまでも
響きの原理を理解してもらう為に話を単純にしています。

実際には二つの共鳴箱と、フルートと人間の関係は
少し違います。

もっと複雑な関係になっていることを承知の上で
話を聴いて下さい。



まず、フルートの音は出ているけど
響いていないときと、響いているときの違いは
どこでわかるかと言うと、

フルートの管が良く響いていないときは、音を出していても指に振動が
感じられません。

でも、フルートの管がよく響いているときには
管がビリビリ振動していることが指でハッキリと感じ取ることが出来ます。

ところが、ある程度大きな音が出ていても
管が振動していないときには、指で振動を感じることが出来ないのです。

これが、演奏者自身が響きのある音が出ているかどうかを
確かめることができる一番簡単な方法です。


ただ、自分で響きのある音を出すことが出来ない場合は
自分自身でその違いを確かめることは当然出来ないですね。

そういう場合は、響きのある音が出せる先輩にお願いして
フルートに触らせてもっらって同じ音程で同じくらいの大きさで、
響きのある音と響きのない音の両方を吹いてもらって、

指に振動する違いを感じ取るように
してみてください。



フルートの場合、その違いはごくわずかなので
判り難いかもしれません。

判らなかった場合は、金管楽器の先輩にお願いしましょう。

とローンポーンとかは一番解かりやすいと思います。


で、その違いが納得できたら、今度は自分のフルートで
やります。

フルートの場合、高音域では管が響いていても
振動がほとんど感じられないので、中低音域の音でやります。

最初は自分で一番音が出しやすい音でやるのがいいです。



練習の仕方としては、綺麗な音を出そうとするのではなく
出来るだけ多きな音を出そうと意識します。

そして、教えてもらった良い音を出すためのフルートの吹き方
という概念をいちど完全に捨てて下さい。

そして、フルートの角度や、唇の位置などを変えながら
ひたすらどの位置と角度が一番でかい音が出るかという
ことだけに意識を集中してドンドン位置や角度、唇の形など
自分で考えられるかぎり変化させていきます。

そして、その中で一番多きな音が出せると感じた方法で
今度は、その形で集中して吹き込んで生きます。

そして、ビイヤ〜と言うような汚い思いっきり割れた音を
出せるように練習します。

そういう感じの汚く割れた多きな音が出せたときには
フルートの管が振動しているのが、きっと指で感じられるはずです。


まずは、フルートの管が振動していることがハッキリと指で感じられる
体験をすることが、何より重要です。

その感覚さえわかれば、後は少しずつ汚い音に磨きをかけて
雑音を減らして行く練習をしていきます。

特に理屈は考えなくても、何度も何度もロングトーンをして
吹き込んでいけば、自然に音は綺麗になっていきますから
心配要りません。


良くない練習方法は、汚い音が出ないように小さな音で、
弱々しい一見綺麗な音しか出さない練習をすることです。

これでは、いつまでたっても管をビリビリ振動させるような
響きのある音を出せるようにはならないのです。

汚い雑音交じりの音がでることを恐れないようにすることが
大事です。



次に、汚いけど管体がビリビリ振動するような音が出せるように
なったら、次はフルートと人間(あなた)の二つの共鳴箱が
ひとつの周波数で共振するような状態を作り上げていきます。

あなたの口はフルートに息を吹き込むためだけにあると
考えないことです。

あなたの口は、フルートの共鳴箱だという風に考えるように
して下さい。

そして、実際そうなのです。


口の中と、喉を出来るだけ大きく開けるようにして
出来るだけ大きな共鳴箱を作るようにして下さい。

口の中に大きな空洞を作るには喉の奥を広げるだけではなく
出来るだけ上下の歯を開くようにすることです。

歯を開いて演奏するのは初心者には難しいので、
上下の歯をほとんど閉じたような形で吹くことになります。

しかし、それが一番響きを悪くしている原因とも言えるのではないかと
思っています。

どれくらい開ければ良いかと言うと、小指の先を口の中に入れて
抜き出したときくらいの開き具合だと思って下さい。

初心者の人だとそんなに開くと多分音が全く出せないかもしれません。

でも、練習すれば問題なく音を出すことが出来るようになります。

共鳴箱は大きいほど良く響く音を出すことが出来るのです。

ウクレレとギターとでは、ギターのほうが誰が聴いても
よく響く音がしていますよね。


フルート自体の共鳴箱はフルートの管体であり、
それが共振する共鳴箱はあなたの体なのです。

二つの共鳴箱がお互いに同じ周波数で共振しあうときに
フルートの音が最大限に響いている状態だといえます。

そのことを、まずしっかりと理解して意識しながら
フルートの音作りをしていくことが、早く響きのある音が
出せるようになる近道だと考えます。

どうでしょうか?

響きのある音を出せるようにする練習の仕方の
説明でした。

これはあくまで僕が考えた方法であって
みんなそうやって練習しているわけではありません。

大きな音でロングトーンの練習を毎日30分くらいやっていれば
誰でも時間さえかければ自然に響きのある音が出せるように
なります。

今回僕がお話した方法はあくまで、時間短縮の方法
だということです。

もしまだ不明な点があれば、コメント欄で質問して下さい。




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この記事へのコメント
初心者です
お話は大変よく理解できました
ありがとうございます
ただ1点質問させてください
共鳴についてですが理系の私はよく理解できます潮自然現象で起こる共鳴 は実感出来ます
ただフルートにおいてこの共鳴がどのようにしても
実感できずにいます
唇の形 位置 息の方向 強さ 息の太さをかえてもなかなか共鳴点が見つかりません
何かよいアドバイスいただけるとありがたいのですが
Posted by 伊藤光子 at 2014年12月29日 09:18
初心者です
お話は大変よく理解できました
ありがとうございます
ただ1点質問させてください
共鳴についてですが理系の私はよく理解できます 自然現象で起こる共鳴 は実感出来ます
ただフルートにおいてこの共鳴がどのようにしても
実感できずにいます
唇の形 位置 息の方向 強さ 息の太さをかえてもなかなか共鳴点が見つかりません
何かよいアドバイスいただけるとありがたいのですが
Posted by 伊藤光子 at 2014年12月29日 09:20

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