フルートの吹き方(初心者講座) - フルート(超)練習法!吹き方・音楽理論・情報など・・・

フルート(超)練習法 第19回 「吹き方完結編」

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大変お待たせしました。

フルートを実際に持った状態で、「唇を横に強く引いて吹く練習、」第18回の続きです。


まずは、前置きの前置きから。

今回は、「吹き方」の完結編を書くことにしました。

細かく追求していけば、だらだらと永遠にこのテーマだけで書き続けることが出来るほどのテーマだと思うのですが、

それをすると真剣な気持ちで、早く何とか綺麗な音を出せるようになりたいと頑張ってる人にとっては、このテーマが続く限り、永遠に拷問を受けることになるからです。

その状態から早く抜け出してもらうために、今回は大変長くなりましたが一応「吹き方」の完結編としてまとめることにしました。

できるだけ退屈しないで読めるように書いたつもりですが、とにかく長いです。時間の無い人はブックマークして、何回かに分けて読むようにしてください。

でも、最後まで読まないと、今までお話してきた練習法を続けることが、逆に弊害となってしまう可能性があります。

今回は特に最後の最後まで意識を集中して読むようにしてください。

もお一度言います、このテーマ「吹き方」は、


今回が最終回です。


では続きを読んでくださいね。

続きを読む

フルート(超)練習法 第18回 「吹き方」

今回は、第16回でお話した練習法の続きですが、今回からは実際にフルートを持った状態で練習する方法のお話をしていきます。

ところで、リオは先週末の3日間ほど、仕事と遊びを兼ねて、フロリダのオーランドに行ってきました。

本当はホテルで、このブログを書き上げる予定だったのですが、なぜかラップトップの日本語の設定がうまくいかなくて、日本語が使えなかったのであきらめることになりました。

今、自宅に帰ってきて一息ついたので、このブログを書いています。

このブログの更新が遅くなった言い訳に、オーランドがどんな所かちょっとだけリオの感想を初めに書きます。続きを読む

フルート(超)練習法 第17回 「吹き方」

今回は、実際にフルートを持った状態で練習する方法のお話をする予定でしたが、

この、フルートの吹き方のお話で、お手本としている、ジェームスゴールウェイの大変参考になる貴重な映像を発見したので、今回はその映像を紹介することにしました。続きを読む

フルート(超)練習法 第16回 「吹き方」

先回は、何故「唇を横に引いて吹く練習」をするのかという理由を、お話しました。

今回はその具体的な練習の仕方を話します。

この練習をするのには、第2回目、第3回目、あたりでお話した顔全体の筋肉トレーニングをあわせてすることが重要になります。

特に口の回りの筋肉トレーニングが必要です。

もしこのブログを途中から読み始めた方は、2回目と3回目は必ず読むようにしてください。

これからお話しする練習法は、2回目と3回目でお話した、筋肉トレーニングのやり方を基礎として、その応用編のお話だからです。


それでは用意はいいですか、続きを読む

フルート(超)練習法 第15回 「吹き方」

「唇を横に強く引いて吹く練習」の続きです。


唇を横に強く引いて吹く練習をするのにも、物理的な理由がある

と先回のお話で言いましたね。

では理由を言います。

それは、

「唇の表面をスムースにするため!」です。

今まで、フルートの理想的な吹き方は、口笛を吹くときのように唇をすぼめて吹くと言う事を強調してきましたね。

それは、間違ってません。

ところが、残念ながらそれだけでは本当に綺麗に澄んだ音を出すことは出来ないんです。続きを読む

フルート(超)練習法 第14回 「吹き方」

フルートの吹き方のお話もだんだんと、本格的になってきました。

今回は、「唇を横に引いて吹く練習」についてお話します。


その前にちょっとだけ余談です。

先日、このブログを、何人の人が読んでくれてるのかを、知るための道具があることを知りました。

アクセス解析ツールというやつです。

コメントもほとんど無いし、たぶん、だれも読んでくれてないんだろうなと思っていました。

それでも、たまに一人でも、二人でも読んでくれる人がいればいいかなって気持ちで、今まで書いてきました。

もしこのままだれも読んでくれてないようなら、このフルートの吹き方だけ書いてそろそろ止めようかなって思っていました。


そんな気持ちで、アクセス解析ツールのボタン、ポチッと押してみました。続きを読む

フルート(超)練習法 第13回 「吹き方」

今回は、マウスピースを下唇の下に置いて吹くと何故良いのか?

科学的、物理的、人間工学的な理由, のお話です。


*注意、下唇の上、下、と言う表現は少し曖昧で誤解を招く表現だと思うので、もう少し具体的に説明しておきます。これからも何回も使うと思うので・・・

下唇の上とは: 赤い部分のこと
下唇の下とは: 赤くない部分のこと
 エッジとは: 赤い部分と赤くない部分の境界線のこと


それでは、理由を言います。大きくは、三つの理由があります。続きを読む

フルート(超)練習法 第12回 「吹き方」

先回の続きです。


・・・では次に、下唇も同様に一番凹んでいる位置を探します。

たいていの人は真ん中が一番凹んでいるはずです。

そして、上唇の凹みの中心と下唇の凹みの中心を鏡を見ながら上下の凹みの位置を正確に合わせるようにします。

と言うことは、下あごを少し左にずらす必要があるということです。続きを読む

フルート(超)練習法 第11回 「吹き方」

では今回は、第10回でお約束した、ちょっと特殊な練習法を紹介することにします。

これはリオが開発した練習法ですが、かなり効果があると自負している秘密の練習法です。

ここでお話しすると秘密じゃなくなるのが残念ですが、この際ぶっちゃけることにしますね。

逆立ちしてヨガのポーズで吹く・・・てなことをするわけじゃないのでご安心を・・・。

でもちょっとそれに近い・・・かな?続きを読む

フルート(超)練習法 第10回 「吹き方」

先回のお話では、フルートも口笛を吹くような感じで口をすぼめて、かる〜く吹くのだと言いました。

でもこの言い方は、初心者から中級者くらいまでの人に言うのは本当はかなり危険すぎる言い方です。

誤解される危険を承知で究極の吹き方のお話を最初にしたのは訳があります。

これからもっと詳しく段階的に練習法をお話していくつもりなのですが、

練習法のお話を進めていく途中で、右に行けとか、左に行けとか、いろんなことを言うことになるとおもうので、途中の過程で何を言われても最終的に行くべき目標を失ってもらいたくないからです。

つまり、練習していく過程では、しばらくは理想的な吹き方とは全く逆の吹き方をする必要もあるからなのです。続きを読む

フルート(超)練習法 第9回 「吹き方」

リオが使っている楽器の話が一応終わりましたので、今回こそは唇の穴の形についてお話しますね。

ではフルートを吹く上で、いわゆる理想的な音とはどんな音でしょう。

それは吹いた息が100パーセント音に変換された状態の音、と言うことが出来ると思います。

しかしこれは物理的な量としての数字ではなく、あくまでも感覚的に吹いた息が無駄なく鳴り切っていると言う意味です。

それでは、無駄なく鳴り切る音を出すにはどのような唇の形が理想だと思いますか、もし近くにフルートを吹いている先輩や、先生がいたら出来るだけ多くの人に唇の理想的な形を聞いてみてください。続きを読む

フルート(超)練習法 第8回 「吹き方」

ここまで長ながとリオが使っているフルートのお話をしてきました。

それはいくら値段の高いフルートを買っても、吹き方が伴わなければ、かえって吹きづらく、本当に綺麗な音は簡単には出せないと言うことを解かってもらいたかったからです。

つまり「値段の高いフルート」=「吹きやすく鳴りやすい楽器」ではないと言うことです。

上手に吹けばパワフルな音から繊細な音まで、微妙な表情をつけることが可能になるので、音の表現の深みと幅が広がるということが一番の大きな違いだと思います。

ついでに言いますが、以前使っていて駄目だと思っていた練習用のフルート、今吹くとものすごく吹きやすいし、びっくりするほどいい音がするのです。音色の違いは値段の違いほど変わらないものなのだと、今では思えるようになりました。
続きを読む

フルート(超)練習法 第7回 「吹き方」

第6回目は、唇の穴の形について話すつもりが、自分の楽器についての話になってしまいました。

でも楽器の話も重要なので、今回は楽器のお話の続きです。

では、6ヵ月後、ついに待ちに待ったヤマハの総銀製特注ハンドメードのフルートが届けられたところからお話します。続きを読む

フルート(超)練習法 第6回 「吹き方」

今回は唇の穴の形を自由にコントロールする方法についてお話します。

先回まで、体中の筋肉を鍛えることを強調してきました。

なので、フルートを綺麗な音で吹くにはやっぱり、ものすごい体力が必要なんだと思われたかもしれません。

リオはフルートを始めてしばらく経っても相当力を入れないと高い音は出ないし、30分も吹き続けると唇がべろべろになって吹けなくなってました。

フルートを吹くというのは、はた目で見ているより相当体力が必要だと思ってました。

体力にはある程度、自信がある自分でも大変なのに、か細い女性がフルートを吹くのはさぞ大変なことだろうと思っていました。

でも本当は、綺麗な音や、大きなを出すのに体力はほとんど要りません。続きを読む

フルート(超)練習法 第5回 「吹き方」

今回は唇の穴の形について話します。

フルートの音色は、唇の穴の形、マウスピースの角度、そして下唇で
どれだけマウスピースの穴をふさぐかによって大きく変わってきますね。

どういう音が良い音かというのは、自分が気に入った音です。

きれいに澄んだ音が必ずしも良い音では無いはずです。

ジャズなどでは、風を切るような音、つぶれたような音が好まれたりします。続きを読む

フルート(超)練習法 第4回 「吹き方」

先回は顔の筋肉の鍛え方についてお話しましたが、やってますか?

今回はなぜ顔全体の筋肉を鍛えないといけないのかについて、
話したいと思います。

目的はもちろんフルートを吹くときに唇のほぼ真ん中に出来る穴の
大きさや形を自由にコントロールできるようにするためです。続きを読む

フルート(超)練習法 第3回 「吹き方」

フルート(超)練習法:第2回目で、フルートで良い音を出す為の練習法の結論は口の周りの筋肉トレーニングだと言いました。

今回は、どうやって口の周りの筋肉をトレーニングするのかということについて書きます。続きを読む

フルート(超)練習法 第2回 「吹き方」

第1回目は自己紹介だけで終わってしまいました。

今回からいよいよ具体的な練習方法を書いていきます。

これからはじめる練習法は、リオが独学で発見した方法を中心に
書いていこうと思うので、フルートの持ち方や、基本的な音の出し方
がまだ解からない超初心者の人はトライしないで下さい。

市販されている教則本に従ってまず基礎を身に着けてください。

もしあなたが、2オクターブくらいまでは無理なく音が出せるけど、
3オクターブ以上の音を出すのが苦しいとか、
音は出せるけど、どうしてもきれいに澄んだ音が出せなくて
悩んでいる・・・。

そんなあなたにはリオのやり方でブレイクスルー出来るかも知れません。

是非このページをブックマークして僕のやり方にトライしてみてください。続きを読む

フルート(超)練習法 第1回 「吹き方」

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イントロ

はじめまして、アマチュア、フルーティストのリオです。

「リオ」はもちろんハンドル名です。


今回が初めての書き込みなので、簡単に自己紹介をします。


リオは趣味でフルートやってます。たいてい月に1−2回はパブリックな所で演奏しています。

もちろん趣味なので無料で演奏しますが、時々チップもらえたりすることもあるんで、そんなときは金額に関係なく嬉しいもんですね。

あとサックスも持ち替えで時々やってます。

最近はキーボードも習いはじめました。

なんで?続きを読む
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